さくぱんだの日常

日常のあんなことやこんなことを振り返り、自信を取り戻したい人へ向けてメッセージを綴っています。

ことば

こんばんは。さくぱんだです。

今日は、図書館に行って本を3冊借りてきました。歩いて移動していたのですが、まさにお出かけ日和といった秋晴れで、涼しい風も気持ちがよかったです。また、偶然に立ち寄った休憩スペースにて紙芝居を見せていただけることになって、好きなお話にしましょうということで、道後温泉のはじまり」というタイトルのものを選びました。「道後温泉」は愛媛・松山の人気観光地としてとっても有名なのですが、地元民である自分は(いつでも行けるからこそ)あまり利用したことがないのと、(ただ歴史に疎いということもあって)実はその逸話をぼんやりとしか知らないという理由からです。話し手のおばあちゃんは、伊予弁を使って原稿を書いているそうで、こてこての方言を聞くのはなんだか逆にとても新鮮に感じました。せっかくなので、今日教えていただいた「道後温泉」誕生のお話を書こうかなと迷ったのですが、他の観光地などと合わせて記事にしたらどうだろう?と思いついて、ちょっともったいない気もしつつ、いつかの回のネタとして大事に取っておくことにします。

 

さて、今回は久しぶりのONテーマということで、ちょっと緊張しています。その本の内容は、とても興味深くて不思議だけどなんとなく分かるかも?というふうに感じたのですが、(うっかりお昼寝をしていたため)五章あるうちの三章のところまでしか読み進められていないということで、分かりやすく伝えられるかなぁ、、、とほんのちょっと不安です。そのため、全体を通しての感想というよりは、自分が「おぉ~!すごくいいなぁ」と思ったところをピックアップしています。ちなみに、『ひらがな思考術』というタイトルです。

ひらがな思考術

ひらがな思考術

 

 本のタイトルでもある「ひらがな思考術」とは、漢字や英語で表される難しそうなことばをまったく使わないのではなく、ひらがなだけでも表しうるような簡単なことばを使って、自分の頭で考えることを大事にしようという提案だと、筆者は言っています。自分のあたまを動かして、こころで感じることによって深いところから生まれたことばは、たとえ難しい概念であっても自分の主張というかたちでひとに伝わり、より遠くに届くものだというふうにも表現されています。ここで、なぜ「ひらがな」で考えてみないかとおすすめしているのか?という理由は、「ひらがな」の持っているいくつかの特徴にあります。

まず、「ひらがな」は、漢字やカタカナにはない「やわらかさ」や「しなやかさ」を象徴しています。例えば、「人」「ヒト」「ひと」という3表記の文字の中で、それぞれ連想されるイメージというと、漢字では「人間」「人生」というかっちりしたものだったり、カタカナでは生物学上の分類としての「ホモ・サピエンス・サピエンス」のようなシルエットだったりします。一方、ひながらのことばからはなんとなく「ひとのつながり」や「ひとの輪」といったあたたかい印象を受けます。本文では「堅い漢字を多く使った公的な文章」と「ひらがなの多い私的な文章」という分かりやすい対比表現や、「ひらがな」は漢語や英語で表される専門用語をじぶんたちのからだにふさわしいものにつくりかえ、新しいものを生み出していく力があるという説明をされています。次に、「ひらがな」には肩の力が抜けたときに発せられるような簡単なことばが多いということです。からだが伝えたいことや、五感によって意識されるようなことばは、ジェスチャーとともに擬音語・擬態語を使って表現することができますが、その2つはいずれもひらがなやカタカナのような表音文字でしか表せないものです。(例:よちよちと歩く、胃がキリキリと痛む、など)そして何より、「ひらがな」というのはこころの奥深いところの動きとつながっています。この本によれば、簡単な「ひらがな」のことばを使うことによって、あまたとこころは寄り添い(それらがばらばらに分離することなく)、ありありとしたイメージを思い描きながらものごとを考え進めることができるのだそうです。最後に、「ひらがな」には「創造」「発想」を高めて、こころの奥底にあるたくさんのイメージをことばにする力があります。「何かをつくろう」とアイデアを思いめぐらせるときや、「こういうものをつくりたい」という思いや願いのかかわるアイデアをはぐくむときに、気軽にたとえることのできる「ひらがな」は味方になってくれるとも言っています。また、こころの深いところから「連想」させる力も高いと考えられており、本文では「吸収」よりも「吸い取る」ということばのほうが、目に浮かぶように水が消えていくさまを表しているという例えを用いています。「ひらがな」とはちょっと逸れてしまいますが、、、「睡魔」よりも「眠気」のほうがほんとうに眠くなる気がする、「恋愛」はドキドキするけど「恋」はこころに刺さる感じがする、といった例も紹介されています。

ここで、これまでは「ひらがな」の良い点についてお伝えしてきましたが、実はそれと同時に「ひらがな」で考えることには危うさもあります。なぜなら、「ひらがな」には「共感力」が備わっており、ひとに共通する無意識に訴える力はとても大きいからです。端的に言い換えると、「わかりすぎる」難しさがあるということです。そのため、「ひらがな」の感情的な共感を引き起こす力に頼りすぎてしまうと、理論的な裏付けがなくありきたりでパターン化された表現になってしまうという危険があります。そこで、筆者が注目したのは「ひらがな」の持つ「論理力」というもうひとつの力です。つまり、そういった危険を避けて、あたらしいアイデアを生み出すには、自分のあたまとこころで考えたことを土台にして、「ひらがな」でつくりあげる理論が大切だということです。ここからは、特に自分が1番すてきだなと感じた部分なのですが、「ひらがな」で考えて組み立てた独自の理論というのは“ごまかしがきかないもの”であり、逆に言えば、““どこをつっこまれても自分のことばで説明できる、強くたくましいもの””だという表現です。なんといっても、やさしく感じられる「ひらがな」を使って、あたま・こころ・からだをつなげて考えたことが、何よりもたくましい強さを持っているというギャップにメロメロにやられちゃいました。こんなに難しいことを、じぶんのことばで分かりやすく伝えることができる、この本の作者の方の思考術をぜひ盗みたいものです。

 

だいぶ時間がかかってしまいましたが、なんとか書き上げることができました。「ふぅ」と息を吐くと同時に「よかった~!できた!」という感情が浮かび上がってきました。もうすぐおわりになりますが、ここでひとつおしらせがあります。自分の書いた記事に、☆やはてなブックマークをぽちっとしてくださった方、コメントを書き込んでくださった方にお礼のきもちを伝えるにはどうすればいいか?を考えた結果、(他のブログの管理者さまのやり方を参考にさせていただいて)こちらの本文の最後にちょこっと載せる形にしようと思います。昨日までは「あいさつ→前置き→メイン→しめくくり→結び」だったのが、今日からは「あいさつ→前置き→メイン→しめくくり→(お礼)→結び」になります。ちょっと読みにくくなりそうな気がする、、、という心配もありますが、少しでも感謝のきもちを表現したいなという思いが勝りました。では早速、やってみます!

前回の記事【アーバン】につきまして、☆を押してくださった読者のみなさま、はてなブックマークをしてくださったadg168さま、ken-bookunさま、本当にありがとうございます。とっても励みになります♡(このようにidのお名前を記載させていただきます。)

さいごまでよんでくださって、ありがとうございました♪