さくぱんだの日常

さくぱんだの日常

日常のあれこれを振り返り、感じたことや考えたことを気ままに綴っています。

糸くず

こんばんは。さくぱんだです。

今日は、ここ最近の中では1番朝早くから行動できたかなと感じています。朝は図書館に行ったり、食材の買い出しをしたりしました。八百屋さんにて何気なくかぼちゃさつまいもをかごに入れてレジに持っていくときに、ふと「あ!ハロウィンカラーだ!!」と気づいて、図らずも色鮮やかな野菜たちに秋らしさを感じました。また、その途中に寄った本屋さんでは猫の写真集を2冊ほど立ち読みしました。“世界”の猫を取り上げていて、北欧やアジアにいる猫ちゃんたちがいっぱい載っていたのですが、猫の可愛さは世界共通なんだな~と、その美しい風景にも勝るキュートな猫ちゃんたちのいろいろな姿に見入ってしまいました。しかも、ちょうどそれから(先ほど出てきた八百屋さんへ)移動していると、偶然にもノラ猫を見かけて「なんだか今日はツイてるのかも!」と気分も上がりました。また、商店街の一角にあるパン屋さんの看板に「Wポイントデー」という文字を発見して、ついつい吸い寄せられるようにお店の中へ足を踏み入れてしまいました。食パンがとても有名で、(普段パンをあまり食べない自分でも)そのおいしさに感動してからは、ときどきのご褒美やちょっとした贈り物に購入することがあります。ちなみに、『一本堂』という名前の食パン専門店です。全国に店舗があるようですが四国では愛媛にしかないそうで、遠くから車で来てお店に立ち寄る常連さんもたくさんいらっしゃるみたいです。そんなすてきなお店が近所にあるのってすごくラッキーで幸せなことだなとありがたい気持ちにもなります。自分がよく買うものは「Wちょこ」というチョコレートたっぷりの食パンと決まっています。他にもいろいろな種類(プレーン、ちーず、日替わりなど)があって毎回どれにしようかなと少し悩むのですが、結局同じ味を選んでしまいます。お腹がすいてちぎっちゃいましたが、、、自分の大好きな「Wちょこ」がこちら↓↓

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「一本堂」のWちょこ食パン

 さてさて、前置きがちょっと長くなってしまいましたが、今回は本屋さんで起きた出来事についてお話します。記事のカテゴリーをOFFとONのどちらにしようかなと迷ったのですが、どっちにもしちゃおうということで、初めて両方に当てはまる内容となります。ほんのささいなことだったのですが、自分にとってはなんとなく大事なことのようにも感じています。何があったかというと、自分が猫の本を読み終えてさぁそろそろ出ようかなというタイミングで、とある男性の背中が目に入りました。その方は、車やスポーツなど主に男性向けの趣味に関する雑誌のコーナーで、(自分と同じく)立ち読みをされていました。すらっとしたスーツ姿のいかにもビジネスマンという感じで、推定年齢は40代後半くらいかな?と思われました。なぜ背中が気になったかという理由は、きちっとした淡いブルーのシャツが台無しになっちゃうかもしれないくらいの濃い色の糸くずがついていたからです。一度注目してしまうと、「あの糸くず、結構目立つな~」と目が離せなくなってしまって、それが同じ職場の方とかだったら、「あ!糸くずついてますよ。」とか声を掛けてサッと取ってあげられるのになぁと考えてしまいました。でも、今目の前にいるのは全く知らない男性(しかもちょっと強面)で「スーツの背中に大きな糸くずがついてますよ」と伝えるのは、自分にとってハードルの高いミッションのように思えました。「どうしよう~、、、とっても気になる!すごく身なりに気を遣っているように見受けられるし、教えてあげたほうがいいかなぁ、、、」と、脳内で散々シュミレーションした挙句に、結局は声を掛けることなく立ち去ってしまいました。どうしようかなと迷っている間、「いきなり見ず知らずの人に声を掛けられたらきっとびっくりするだろうな」「自分だったら“なんて親切な方なんだ!”と感じるだろうけど、もしかしたら怪訝な顔をされるかもしれないなぁ」という考えが頭をよぎりました。そうしているうちに、「なんで(本屋さんでたまたま一瞬見かけた人のことを)こんなに考え込んでいるんだろう?」とも思い始めました。いまだにその背中についている糸くずを気にかけながら本屋さんを出る瞬間は、「やっぱり声を掛けてみればよかったかもなぁ」という謎の罪悪感で、ちょっとだけ胸がチクっとしましたが、しばらくするとスーッと消えていきました。それは、「今日のところは見過ごそう。もしまた同じような場面に遭遇したら、そのときにトライできたらいいかな。」というふうに、自分で決めて行動を選択できたという感覚があったからだと思います。例えば、これが強面の男性サラリーマン(大変失礼な言い方で申し訳ないです。ただ、自分は男性がちょっと苦手な分、その方にすごく怖そうな印象も受けました。)でなく、ほんわかした女性やご高齢の方だったら、きっと物怖じせずにさらりと声を掛けられたかもしれないかなとも感じています。こうして、日常のなんてことない1コマにも自分自身を見つめるきっかけがあったり、自分は何をどんなふうに感じているんだろう?と洞察したり、そんな変化が生まれたのはたぶんこのブログを始めてからかなとも考えています。自分ってかなりめんどくさい~!と思うときもあれば、そういうところも含めて自分なんだなと思うときもあって、不思議と今日の「糸くず」はその変化を感じさせてくれるものとなりました。

 

いよいよ、明日は大事な面接に伺います!面接の前にアンケートへの記入があるそうで、設問を予想して回答を考えたり、笑顔の練習をしたりしながらなんとか緊張をほぐしています。どうか、うまく決まりますように!と自分に言い聞かせつつ、精一杯の力で臨んでまいります。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪