さくぱんだの日常

さくぱんだの日常

日常のあれこれを振り返り、感じたことや考えたことを気ままに綴っています。

憑依

こんばんは。さくぱんだです。

今日は、お昼を過ぎてから(昨日の記事にも出てきた、通称「お堀」と呼ばれている)「城山公園」という芝生の大きな広場にお出かけしました。というのも、外で本を読むのはどうかな~?とふと思い立って、早速チャレンジしてみたのですが、実験結果としては半分成功でした。半分成功のワケとしては、“外のベンチに座って本を読む”というちょっとした非日常感を味わうことができたというのが大きなポイントです。あったかい陽射しの下で風に吹かれながら心地よい時間を過ごすことができたなという満足感もなかなかでした。一方、半分失敗のワケは(屋外なので当然とも言えますが)蚊に刺されてしまったことと、夕方を過ぎてから高校生たちがだんだんとベンチの周りにたくさん集まってきたことです。結論としては、午前中から夕方前くらいの時間帯だったら(虫よけスプレーを忘れずに!)公園での読書はありかなと思います。それからは、スーパーに寄ってグラタンの材料をいっぱい買いました。つい張り切ってしまい、荷物が少し重たくなってしまいましたが、なんとか今日も歩いてお買い物に行けたことがよかったです。夕飯に作ったきのこのカレーは、だしをちょっと入れて和風にしようかなと考えていたら市販のルーだけでも結構おいしくて、「食欲の秋とはこういうことか!」と、きのこのうまみ成分にちょっと驚きました。秋が過ぎてしまう前に、また作ろうかなぁと思っています。

 

前置きがとても長くなってしまいました。気を取り直して、、、さて今回はというと、ちょうど今読みかけの本に出てくる、脳の「憑依」現象についてお話します。本当は、最後まで読み切ってからにしようかと思ったのですが、これらの現象はものすごく自分に思い当たる節があって、これはどうしても今のうちに振り返って自分の中でしっかり考えておこう!ということで早速テーマにしました。ちなみに、『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』というタイトルです。

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

 

 この本の中では、振り回されてしまう人や巻き込まれてしまう人の脳の仕組みの1つとして、相手の気持ちに注目しすぎることで相手の人格が自分に乗り移り、自分ではなく相手の感覚で相手と同じような言動をしてしまう現象のことを「憑依」と呼んでいます。このとき、脳は「ミラーニューロン」と言われる「人の行動をまねする」神経細胞の働きによって、相手の脳をまねている(=憑依)状態になってしまうそうです。相手によって、自分の人格がコロコロ変わってしまう人というのは、この脳の働きが強い傾向にあるのかなとも思います。

本文を読んでいて、「まさに(ちょっと前の)自分のことだ!」と思って本当に驚愕しました。特に、前の職場でお仕事をしているときには「なんであの人ってこんなことするんだろう?」と他人のことばかり考えてしまっていて、だんだんと自分がなくなっていくような感覚がありました。具体的に言うと、それまでは始業の15分前くらいに出勤していたのが、(その人が新しく入ってきてから)なぜか自分までつられて数分前ギリギリに到着するようになってしまったり、その人の仕事のやり方が気に食わないなと思っていると、いつのまにか自分が同じような方法を取ってしまっていたり、そんなことが起きていました。「なんで?」「イヤだなぁ」と感じているにも関わらず自分がそうなってしまうというのが、まさにこの本でいう「憑依」なんだと気付いて、その人に注目していたことが原因だと分かったとき、すごく「ハッ!」としました。なんだか、すっぽりと憑き物がとれたような感覚にもなって、「そういうことだったのか!」と腑に落ちるような納得と同時に「もう少し早くこのことを知っていればよかったかな、、、」という後悔もほんのちょっとあります。ただ、今の自分にとっては、それを知ったうえで、“じゃあ(これから先)どうするのか?”ということのほうがすっごく大事なのかなと思っています。つまり、「相手に支配されてしまうこと」や「自分が自分でなくなってしまうこと」が起こらないようにするためには「いつでも自分の気持ちを考えること」や「相手のなんで?を追求しないこと」を大切にしよう、ということが必要なのかなと考えています。今すぐには難しいかもしれないですが、ちょっとずつなら自分にもできそうかなという予感がしています。

 

まだ読んでいる途中ということもあって、表面的な内容になってしまったような気がしています。読み進めていくうちに、ストンと「あ~そういうことなんだ!」と感じる発見がこの本の中にはまだいくつかありそうです。今日は、太陽の光をいっぱい浴びたので、どっぷり眠れるといいなとほんのちょっと期待しています。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪