さくぱんだの日常

さくぱんだの日常

日常のあれこれを振り返り、感じたことや考えたことを気ままに綴っています。

安全領域

こんばんは。さくぱんだです。

今日は、なぜか朝から身体が鉛のようにすごく重たくて、何もしていないのに疲労感があって、起きて活動開始するまでにかなり時間がかかってしまいました。でも、お昼頃にちょっと用事があって、「道後」という温泉街に行ってきました。愛媛県の中では有名な観光地の1つということもあって、海外の方や修学旅行生と思われる学生さんたちがいっぱいいました。その後、近所の八百屋さんに寄って、いつも店頭に並んでいるかご入りのバナナを品定めしていると、店主さんが「バナナはきゅーっと曲がっているもののほうが美味しいんよ。」と教えてくれました。(アルファベットでいうと、JよりもUに近いくらいのカーブ具合というイメージです。)おいしいバナナ選びのコツを教えてもらったことがすごく嬉しくて、「いいことを聞きました、ありがとうございます。」とお礼を伝えました。ささいなやりとりでしたが、自分も店主さんもちょっと笑顔になって会話をできたというハッピーが感じられて、今日起きた出来事で1番よかったです。それと、嬉しいことがもう1つありました。帰宅すると、建物の入り口で黒猫が横たわってお昼寝をしていたので、ほんのちょっと覗きこんでみました。以前見かけたときはちょっと距離をとられていたので、あまり近寄りすぎると逃げちゃうかなと思っていたら、じっと動かずにいてくれて目が合いました。やっぱり、動物はとっても癒されます。今日をきっかけに、あの黒猫(くん?ちゃん?)と友好を深めていきたいなと思っています。

前置きがかなり長くなってしまいました。さて、本題はというと、これから新たな職場でお仕事をしていく中で、自分が大事にしたい環境のことについてです。数日前に、職業の選び方について自分なりの基準をまとめてみたのですが、今回は職場の環境について(物理的にも人間的にも)自分が安全だと感じるポイントを考えてみたいと思います。ちなみに、職業選択の考察については【職業?環境?】で記載しています。

sakupannda.hatenablog.com

 では、物理的な条件についてのポイントを挙げてみます。まず、自分にとって1番大事なのは屋内であることです。わがままかもしれないですが、炎天下や豪雨といった天候の中で何時間も肉体労働をしているところを想像すると、ゾッとしてしまいます。屋外で身体をずっと動かしているようなお仕事は、体力に自信のない自分には長く続けられないとも思います。次に、音やにおいの刺激が少ない環境であることです。例えば、パチンコ店やガソリンスタンドなど、常に大きな音や強烈な匂いがする職場では、頭がざわざわしたり、気持ちが悪くなったり、身体が適応できずに堪えられない状況に陥ることが予想されます。ただ、日常生活上でも許容範囲内と思われるような多少の物音やにおいであれば、問題なくお仕事に取り組むことはできると考えています。例えば、電話のコール音やボディミストなどの香水といった程度のものです。最後に、通勤時間が短いことです。通勤距離という表現のほうがより正確ではあるのですが、自宅から職場までの距離がどのくらいあって、移動手段によってどれくらい時間がかかるかということは、自分にとって(実は)かなり重要なポイントです。なぜかというと、距離・時間がともに長いということは、それだけ自分の体力・時間を消耗してしまうからです。この観点は、きっと共感してくれる方が多いのではないかと思うのですが、できるだけお家で過ごす時間を多く取って、疲労の回復に充てたり、好きなことに没頭したり、そういう時間を大切にしたいという気持ちがあります。自分はあまり器用でなく、ポジティブに捉えることがまだまだ苦手なので、「通勤中に〇〇ができるじゃん!」「職場が近いと何かと不都合なことがあるんだよなぁ」といった発想にはならないようです。また、運転ができないということもあり、必然的に車でしか行けないような場所は避けて、徒歩や自転車といった通勤手段で通うことのできる勤務先を選ぶようにしています。

続いて、人間的な条件についてのポイントを挙げていきます。まず、人数が少なすぎない・入れ替わりが少ないことです。具体的に言うと、10~30人程度でだいたい同じメンバーがいつもそこにいるという職場は自分にとってまさにベストな環境だと感じています。それは、これまでお仕事をしてきた中で、安全に自分らしく働くことができたのはそういう場所だったという、完全に経験則からの理由です。例えば、5人以下になると、「ちょっと苦手だなぁ」「なんかやりにくいなぁ」と感じる人物が1人でもいる場合、地獄のような毎日を送ることになるかもしれないという危険があります。相手が変わらないのであればなおさら、よっぽど器の大きさがない限り、自分がメタメタにやられてしまう、ということをすでに自分は体感しました。人の入れ替わりの頻度については、その職場に異動やシフトの制度があるかどうか、ハローワーク等にいつも求人が出ているかどうか、ということから予測することができそうです。ただ、人が入れ替わるということは、良くも悪くも変化があるということで、その人がいなくなれば状況は好転するということになります。でも、どちらかというと自分にとっては人間関係があまり変化しないほうが安心なのかなと思います。次に、男女のバランスに偏りがないことです。やはり、看護師として女性ばかりの職場で働いていたときは、女性特有のイヤな空気の中にいることが辛かったです。特に、一匹狼のようなところのある自分にとっては、“女性ばかりの空間に1人きりでいる男性の気持ちがすごくよく分かる!”という、そういうものに似ている居心地の悪さがありました。一方、女性も男性もほどよくいるという職場では、すっごく快適に楽しく働くことができました。やっぱり、何事もバランスは大事です。最後に、同じ職場に雑談や相談をできる人がいることです。これは、たった1人でもいるのといないのとでは、精神的な安心の度合いが全く違います。味方がいるということは、すなわち自分の存在を誰かに認められているということでもあると言えるのかなと思います。たとえ業務や立場が違うとしても、年齢が近い、趣味が一緒、なんとなく気が合う、といった共通点を見つけることができれば、その人とは仲良くなれる気がします。実際に、職場の人たちとうまくやれていたときの自分は、周囲をふわ~っと観察しながらそのきっかけ探しをしていました。もしも、なかなかそういう人がいない、いても仲良くなるのが難しい、という場合は、職場の中で「この人すごい!」「こんな人になりたい!」という憧れの人物を1人でもいいので見つけることがおすすめです。なぜなら、そういう人がいれば、仕事に対するモチベーションはなんとか保たれるからです。もう少し自分の感覚に近い表現をすると、“職場に行く=その人に会いに行く”と思えばいい、ということです。幸いにも、自分がこれまで働いてきた職場には、そういう存在になりうる人が必ず1人はいました。きっと、これから新しいお仕事をすることになっても、そんな人に出会うことができるんじゃないかなと考えています。

 

かなりボリュームのある内容になってしまいました。特に、後半はまとめ方や言葉がざっくりとしたものになってしまったように感じていますが、なんとか「うん、よし!」と思うものを書くことができました。今回は、読んでくださる方がどんなふうに思うかな?とちょっとだけ気になります。お仕事を環境で選ぶときに、何を重視するかは本当に人それぞれなんだろうなと思いつつ、自分が大切にしたいことを守ることができるお仕事を始めたいなと考えています。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪