さくぱんだの日常

さくぱんだの日常

日常のあれこれを振り返り、感じたことや考えたことを気ままに綴っています。

生い立ち〈中学生編〉

こんばんは。さくぱんだです。

今日は、1日ずっと頭も身体も疲れ果ててしまい、すごくエネルギーを消耗したように感じます。それでも、朝起きられたことはよかったです。明日は、”よかった!”と思えることがもう少し見つけられたらいいなぁと思います。

今回は〈中学生編〉ということで、中学校に入ってから起きた出来事についてお話します。自分は、この3年間を『暗黒期』と呼んでいます。それは、27年間の人生の中で最初にして1番辛かった時期だからです。当時のことは、胸の奥にしまいこんでいて、できれば誰にも知られたくないなと今でも思っています。この暗黒期に受けた傷たちをじっくりと癒すことができれば、少しずつ自信を取り戻すこともできるのかもしれない、とそんな気がしています。

 

中学に上がり、小学校から仲の良かった友達に誘われてソフトボール部へ入りました。自分は球技と相性が悪いのか、練習をしてもあまり上達せず、試合に出ることも全くありませんでした。先輩たちは、部室に後輩たちを集めて名前を挙げて「Aさんは敬語を使わない」「Bさんは調子に乗っている」などと全員の前で説教をすることがありました。自分は先輩から嫌われていて、同じ部活に入ったことをきっかけにできた友達に「(自分と)仲良くすると、先輩から目をつけられるから一緒にいられない」と涙ながらに言われたことは、すごくよく覚えています。そのとき、自分は「あぁ、この子が泣いているのは自分のせいなんだ。自分がいなければこの子はこんなに苦しむこともないのに、、、」と感じていました。そして、「自分は大丈夫だから、気にしなくていいよ。」と言って、自分の元から離れていくことをそっと後押ししました。そんな環境の中で、部活を続けていくことはとても辛くて、母に「辞めたい」と伝えました。母はご飯を作りながら「辞めるのはよくないんじゃないの?」と、理由も聞かずに答えました。自分が勇気を出して言った決意を認めてもらえなかったことと、あっさりとした反応が返ってきたことに、当時の自分は「この人は何も分かっていない。弱音を吐いてはいけないんだ。」とがっかりして、それからは周りの大人に助けを求めることができなくなりました。

自分は、先輩だけではなく同じ学年の子たちからもいじめを受けていました。自宅に押しかけられることがあったり、土下座をするように言われたり、すごく辛かったです。何より、休日にある部活の練習の時間は本当に苦痛で、トイレで1人お弁当を食べていたことは、今思い出してもすごく悲しい気持ちになります。当時、家族には心配をかけたくないなとも思っていたこともあって、自分にできるのはずっと耐えていることだけでした。そんな自分のことが大嫌いで、”自分はかけがえのない大切な存在”だという感覚をもつこともできませんでした。また、自分をいじめている人たちに対して「見返してやる!」なんて強く立ち向かうこともできなくて、ただ「自分はあんなふうになりたくない。こんなに辛い経験をしたからこそ、自分は人の痛みが分かる人になりたい」ということはいつも考えていました。きっと、そんなふうに辛いことがあっても我慢し続けていたのは、自分がどうこうというよりは、周りに迷惑をかけたくないという気持ちからだったんだろうなと思います。

 

やっぱり、過去を振り返る作業はとてもしんどいです。でも、今こうして辛かった頃の気持ちを自分で受け止めることができるようになっているのは、すごくいいことなのかもしれないなと感じています。ほんのちょっとだけ、自分で自分を褒めてあげたい気分です。

 

次回は、〈高校生編〉です。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪